寒い日が続く中、春が近いと感じさせてくれるお出かけスポットといえば梅のお花見。
見頃は2月中盤から3月にかけてです。
その時期は東京でも各所で梅まつりが開催されますが
羽根木公園【せたがや梅まつり】は約700本の梅林があり見ごたえがあり、期間中の週末に行くと、見る・食べる・買うが楽しめるのでおすすめです。
梅のピンクと空の青のコントラストが美しい。
日差しを浴びて咲きほころぶ梅をを見ながら梅林を進んでみましょう。
梅のあるところには菅原道真の伝説ありここ羽根木公園にも「飛梅」に関する石碑があります。菅原道真の和歌には梅にちなんだものが多く、こちらに刻まれているのは藤原氏によって太宰府へ左遷されたときに詠んだ歌です。その両端にある紅梅と白梅が絵になるので見所の一つです。
情緒のあるものがもうひとつ。
園内の西側の一角にある星辰堂(和室)と日月庵(茶室)です。
数奇屋造りの建物と庭があり普段は中へは入れないのですが梅まつりの期間中は無料でお抹茶とお菓子が無料で振舞われるのです。
抹茶サービスは和室に運ばれてきたものを頂くというものですが、お茶席も設けられているので本格的にお茶のお点前を体験するなら野点のほうへどうぞ。
まずはお茶席の整理券をもらい、時間までは園内の梅を鑑賞しながら特設の売店やイベントを覗いてみては?
梅まつり期間中に開催される売店では梅大福、ジャム、羊羹など梅にちなんだ食べ物などが販売されているんですが地域の会が出店しているので愛情がありお値段も良心的です。
食べ物屋台もメニューが豊富なので温かなおでん、甘酒などをいただくと温まります。
イベントスペースではお琴演奏、太鼓、俳句会など和の風情で盛り上げます。
園内のとても広い範囲で園芸市が出店されています。
梅の鉢を中心に季節のお花、桃やチューリップなど、広い範囲で眺められるのでこちらを目当ての方も多く園芸店の直販ですのでお値段も良心的です。
イベントや売店は週末のみなのですが、こちらの園芸市は期間中毎日出店されています。
お店の人に梅についていろいろと伺えるのも梅まつりならでは。
梅の鉢の手入れなど少し長話をしても気が引けない空気、公園では緩やかに時が流れています。
自宅で梅の花を見ながらもうすぐ来る春を感じるのもいいですね。
行く前に開花状況をチェック
梅の開花時期はその年によって異なります。
開花状況をみられるサイトがありますので、行く前にチェックされるのをおすすめします。以下関連メモに表記したアドレス先にて咲いた木の本数まで詳しく状況を知ることができます。
世田谷 羽根木梅まつり、開花状況
もう春も近い・・梅のお花見で季節を感じてみましょう。
羽根木公園
所在地 東京都世田谷区代田4丁目38番52号
入場料 無料
アクセス 小田急線梅ヶ丘駅下車徒歩5分
井の頭線東松原駅下車徒歩7分
小田急バス梅ヶ丘駅北口下車徒歩5分
都営バス、東急バス代田四丁目徒歩7分